効果的な経口避妊薬の服用法

動画内容書き起こし

吉村先生:多くて3%〜5%くらいじゃないですかね。そのぐらいの女性しか(ピルを)使ってないんですね。
でも今ようやく若い人たちがQOL改善のためだということが認識をされるようになってきて少しずつは増えてきてますね。
まだ10%とか20%には全く達していない。この辺はやっぱりちょっと問題かな。

刀禰:スポーツ選手だと本当に全員女性のアスリートはみんな飲んでる?

吉村先生:外国の選手はほとんど飲んでます。日本でも結構飲んでいる方は多くなっています。澤さんなんかもパフォーマンスが上がると言って服用されていました。サッカーの澤さんね。飲んでる人も数パーセント少なからずみれるんじゃないですかね。中距離とか長距離の選手というのは、指導者が悪いというか、月経がなくなるまで走れと言ってそういう言い方をするんですよ。痩せると月経はなくなっちゃうんです。
自分の今の体重の20%を急激に減少するとほとんどの人が月経なくなります。月経がなくなるということは、ピルを飲んでいて月経がないという状況とまったく違うわけです。エストロゲンという女性ホルモンが全く出ていない状態となると骨がもろくなり、病的骨折をしやすくなります。アスリートの選手って本当に骨折することが多いのです。女性ホルモンがないということと痩せるためにカロリーを制限している、だから極端なことを言えば栄養失調とホルモン失調の状況でみんな走っているわけですよ。だから病的骨折が多くなります。また痩せたいうちはまだ活動性があるんです、ところがこれ以上痩せちゃいけないとか自分でも考えるんですね。そうするとある時、過食に移るわけです。過食して吐く、過食して吐く、これを続けるわけですね。過食だけになると引きこもりになることが多くなります。これは精神障害ですから治療が必要となります。これは社会的な問題だと思います。ピルによって月経周期をコントロールしておくということはアスリートにとってはパフォーマンスを上げるための大切な手段だと思われます。
アスリートだけじゃなくて男女の雇用機会とかジェンダーギャップをなくそうという中で
誰もが基本的には飲んだ方がいいということです。
月経を自分でコントロールできるというような状況にしていくということはお仕事をする上でも女性活躍する上でも非常にいいことだと思います。
ピルは怖がらないでやっぱり飲んでほしいと思うんですね。ピルで気をつけておくことは、やっぱり飲みだしたときの3ヶ月ぐらいの間は、静脈血栓症が起こることもあるので、飲み出したときの3ヶ月ぐらいは注意しましょう。
飲み続けていれば、ほとんど3ヶ月以降はエピソード起こることは非常に少ないですね。だからあまり心配する必要はありません。最近は自分がピルを飲んでいた世代の人たちがお母さんになって、そうすると自分の娘ができたときにこんなにいいものだからと言う人も少しずつ増えてきているから、これはいい兆候だと思います。