男性不妊の原因①~年齢と精子の関係~

動画内容書き起こし

:皆さんこんにちは今回も引き続き慶應病院の浜谷先生にお話を伺っていきたいと思います。先生よろしくお願いいたします。

浜谷先生:そうですね、男性ももちろん精子の数が少なかったり、運動率がなかったりそういう方もたくさんいらっしゃいます。

:運動率とは、精子が動いていることですか?

浜谷先生:そうです。精子全部は実は動いていなくて、頭がオタマジャクシみたいな形をしているんですけれども、尾っぽを振って泳いでいくんですが、同じところでぐるぐる回っているような精子もいて、全然動かなくなっちゃってる精子もいます。
運動率というのは、動かない精子を除いて運動している精子の率全部を示します。
本当に1番大事なのは直進運動精子と呼ばれる、直進運動をしている精子の率です。

そういったものもちょっと見てみますと、なかなかこれだと自然には厳しいのかなというような基準がありまして、そこは達しないと人工授精を勧めたり次のステップに進んでいただくような場合もあります。全く動いていなかったり全く精子がいない方もいらっしゃいます。その場合には、やはりまた次のステップへということになります。

:卵子の場合は、かなり如実に年齢と比例してパーセンテージが変わっていたんですが、男性のそのお話っていうのは年齢に関係していくようなものなんですか?

浜谷先生:女性の一般的なところは前回お話できたかなと思うのですが、35歳ぐらいから妊娠率が急に悪くなっていって、43歳ぐらいまでにかなり厳しくなっていき、44歳45歳というと本当に難しくなってしまうというようなところが一般的な見解だと思います。
男性の場合はその年齢よりは随分上になってから悪くなっていきます。
しかも、徐々に徐々にですので例えば60歳でも十分射出できて十分に元気な精子が得られたりする方、むしろそういう方の方が多いかもしれません。
だけど実はその中の、遺伝子の質という意味では、男性も年齢とともに傷がついていくというふうに言われています。
やはり男性の要因で赤ちゃんに何か異常が起こったりすることもあり得ると考えられていますので、赤ちゃんを早くに作られた方がよいと思います。

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