臨床精子学の第一人者!黒田優佳子先生

動画内容書き起こし

:皆さん、こんにちは。本日は、黒田インターナショナル メディカル リプロダクション 院長の黒田優佳子先生に お話を伺います。よろしくお願いいたします。

黒田先生:よろしくお願い申し上げます。

刀禰:よろしくお願いいたします。

:先生、『不妊治療』といっても幅広いと思うのですが、先生は どんなことをご専門になさっているんでしょうか。

黒田先生:そうですね。産婦人科の医師ですが、私は女性側の方ではなくて、男性側の主に『精子』を中心にした研究を長らくしながら、それを臨床応用に橋渡しをするという役目をして、もう長い月日を重ねております。

:何年くらいやられているのですか。

黒田先生:そうですね。36年ほど前に慶應大学の医学部を卒業しまして、産婦人科に入室をして現在に至っています。

:男性不妊のパイオニアでいらっしゃる黒田先生なんですが、今日は先生のクリニックにお伺いしております。
こちらも素敵な個室で。

黒田先生:ありがとうございます。専門が『精子学』という、男性の精子に関する研究を長らくした上での不妊治療をしていますので、やはり患者様のほとんど、8割は男性不妊の方が全国区で見えてくださっているんですね。ですから男性が、奥様方に気を使うことがないように、気楽に出入りいただけるよう、完全に予約制で完全に個室制という形で、要は欧米型のプライベートクリニックの設計に基づいた治療院になっています。

:患者さんのプライバシーが保たれているのですね。

黒田先生:そうですね。

刀禰:欧米型のクリニックと今おっしゃったのですが、欧米では、こういうプライベートを守るみたいなのは結構一般的なんですね。

黒田先生:そうですね。欧米では、こういう私どものところのように、完全に個別化しているクリニックというのも わりと標準的にありますので、患者さんは色々種々選べるようになっていますね。

:先生が書かれたご本も何冊か飾られていましたが、今日はそのうちの1冊、こちらにご用意いただいております。
『不妊治療の真実』というご本で、こちらを読まれていらっしゃる方とかも。

黒田先生:そうですね。初診でお問い合わせいただいていらしていただく方の大半の方は、こちらの本を読んでくださって、「大変 精子対しての深い理解ができた」というふうにおっしゃっていただくんですね。非常に分かりやすく書きましたけれども、趣旨は不妊業界において『精子学』というものが あまり知られておりませんので、そこの部分を長年の研究成果を踏まえまして、分かりやすくご理解いただけるようにまとめた本なんですね。ですから、ぜひ読みやすいですから 読んでいただけたらと思います。

:そもそも不妊の原因が女性側だという、何となくイメージがあるんだけれども、違うんだよ、半々なんだよ、というところから始まるんですね。

黒田先生:はい、おっしゃる通りです。

:では、先生のご専門である『男性不妊』について いろいろと教えていただきたいと思います。また次回引き続き お話を伺っていきたいと思います。ありがとうございました。

黒田先生:ありがとうございました。

刀禰:よろしくお願いいたします。

同じカテゴリの記事