体外受精と顕微授精の効果と費用
体外受精や顕微授精はタイミング法や人工授精に比べ妊娠率は高い傾向にあります。しかし、クリニックによって培養士の技術力に差がある場合や女性の年齢により受精率は異なります。それぞれの受精率はおおむね体外受精の受精率は70%程度、顕微授精80%程度です。
体外受精や顕微授精を検討している場合は、お近くの生殖補助医療を実施しているクリニックの受精率や妊娠率、費用などを必ず確認しましょう。
また体外受精や顕微授精は2022年4月より一部が保険診療となりました。保険診療下での採卵費は9,600円で採卵数により追加で7,200〜21,600円かかります。また体外受精は12,600円、顕微授精は14,400〜38,400円となっています。これらの費用からさらに胚培養や胚凍結、排卵誘発剤、胚移植などの費用がかかります。
ただし、使用する薬剤や方法によっては保険適用にならない場合があります。自分が受けたい刺激法や薬剤が保険適用になっているかどうか、確認することが大切です。