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はじめに

不妊治療メディア開設の目的

不妊治療メディア開設の目的

動画内容書き起こし 当メディアを運営する「株式会社メンタルヘルステクノロジーズ」代表の刀禰と、産婦人科医の吉村先生の2名に、不妊治療に関するメディアを立ち上げる目的をお話しいただきました。 刀禰は不妊治療の経験者です。自身の経験の中で「有象無象な情報のどれが正しいか分からない」「意志によって言っていることや治療保身が大きく違う」など、様々なことで悩んできました。 不妊治療に関する正しい情報を医師監修のもと発信していきたい。そんな想いを動画で語っています。 吉村先生のご紹介と不妊治療との出会い 刀禰:正直不妊治療という形で今回不妊治療に関するメディアを吉村先生とやらさせていただくことになりましたメンタルヘルステクノロジーズの刀禰と申します。どうぞよろしくお願いします。先生との出会いは私が不妊治療をしていた所いろいろとご相談に乗って頂いたんですけども、簡単に自己紹介をお願いできればと思います。 吉村先生:私は、慶應義塾大学を卒業してから、産科婦人科教室に入りました。その当時、生殖医療とはあまり言っていなかったんですけど、 不妊治療というような言い方をしてたんですけども、日本でも慶應義塾大学というのは、不妊治療のメッカであって、僕も不妊治療の病気を勉強したいということ始めたんです。医者になって不妊治療や研究を始めた頃にイギリスで体外受精~胚移植が成功したというエポックメイキングが起こったんですね。 刀禰:何年前ぐらいのことですか? 吉村先生:1978年ですね。僕が1975年に卒業しましたから3年後ぐらいにエドワーズとステプトー博士らにより、ヒトの体外受精が成功したんですね。ですから、それ以来40数年間、産婦人科の中でも生殖一筋でやってきたという感じですね。 刀禰:ありがとうございます。専門的には不妊治療と僕ら素人は言ってしまうんですけど、正しくは生殖医療? 最近「不妊治療」と呼ばなくなった? 吉村先生:はい、生殖医療というんですね。なぜ最近不妊治療という言い方をあまりしなくなったのか、知っていますか? 不妊という病態には、さまざまな原因があるわけです。その不妊の原因を治療するということから不妊治療というわけです。ところが、体外受精・胚移植という技術が生まれてからは、卵子が体外に出るようになったんですね。卵子を体外で受精させることができるようになり、不妊の原因を直さなくても子供ができるようになったのです。 例えば昔は、卵管が詰まっている人とか、精子が少ない人といった原因があったりすると、精子をいかに増やそうかとか、卵管の詰まっているところを繋げてあげようとか、排卵が起こっていない人は排卵を起こすように治療してあげるとか、こういう不妊の原因を治療するのが、不妊治療だったんですね。ところが体外受精・胚移植が普及してくると、卵管も手術しなくてもいいし、精子が少ない人は治さなくてもいいし、極端なことを言えば、1個だけ精子をとれば妊娠できるということから、生殖医療という言葉が使われるようになってきました。 刀禰:大体いつ頃からですか? 吉村先生:それはですね、やっぱり体外受精が日本でも行われるようになってきた頃ですから1990年ぐらいから不妊治療という言い方が生殖医療という言い方に変わってきました。 刀禰:そういうことなんですね。 吉村先生:色々な不妊治療に関する国の会議体ができた時に、さまざまな分野の人たちと話し合う機会も多かったんですね。その時には、不妊治療に対して人工生殖という言葉を使っていました。会議体には農学部の先生とか社会学の先生とか、法律の先生とかが集まりますよね。その時は人工生殖と言ってたんです。ところが、その言葉はどうも我々にとっては、慣れない言葉であって、国の会議体で、生殖医療や 生殖補助医療という言い方をしてくださいって僭越ながら、僕がお願いしました。もともと補助生殖医療という言い方もあったんですけど、その後生殖医療、生殖補助医療という言い方に変わってきたということです。 「不妊治療の正しい情報を」二人の想い 刀禰:なるほど、こういった歴史を作ってきた吉村先生となぜこのようなメディアを僕と先生がやっていこうというふうに今回お声掛けさせて頂いたかと言うと僕自身も不妊治療をやっていく中で本当によくわからないなと。 よくよく調べてみると昔僕らが漠然と思っていた常識感と先端の生殖医療に関しては乖離が起きているなということをよく実感しました。 かといってどこに聞いても今インターネットでいろんな情報が出ているので何が正解かがわからないので調べてを説明するのだと説得力がないですし、ご専門の吉村先生を中心とした先生方から、正しい生殖医療、そして正しい妊娠の形を知っていただき皆様のお役立てればなと思ってこのようなメディアを発信出来ればなと思っております。宜しくお願いします。 吉村先生:今おっしゃっていただいたことは大事なことで、僕もよくネットを見るんですけど、やはり間違いの情報が非常に多いんですよね。 刀禰:そうなんですよね。 吉村先生:ネットの情報は、医師の監修などがあれば別なのかもしれませんが、ネットの情報は正しくないというような認識で見られた方がいいと思います。だから今回も刀禰さんからお話を聞いた時に正しい情報をいかにして伝えていくことが大切だと思ったので私も賛同して参加させて頂いてます。 刀禰:ありがとうございます。今日からよろしくお願いします。

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